春風ブログその14 田中成道②

こんばんは、田中成道です。

前回は僕が俳優を目指すきっかけを書きましたが、今回は僕がミュージシャンになったきっかけを書きたいと思います。

実は生まれてから中学生までずっと音楽が苦手で大嫌いでした。
小学生の演奏会の時、演奏中に先生に楽器を取り上げられるほど演奏が「下手」でした。
そこから音楽そのものが苦手になって、自分から楽器や音楽に触れることはなかったと思います。

そんな僕ですが中学生の時、偶然聞いた「サイモンとガーファンクル」の歌声に感動し、僕も人を感動させる音楽を作ってみたい、とギターを弾き始めました。

その後、進学した高校で同学年生の親睦会があり、初めて人前で歌を歌って演奏しました。
はじめてのライブでしたが盛り上がり、とてつもない高揚感を感じ、その夜は眠れませんでした。
翌朝職員室へ向かい学校をやめました。この時にはいつか音楽で食っていきたいと考えていました。

高校を辞めた後アルバイトして稼いだお金で沖縄に渡り、沖縄のライブハウスでキーボードを勉強し、毎晩ライブハウスのショーで演奏していました。

昼間はライブハウスのチラシを配りに行ったり営業に行ったり、夕方は掃除や開店準備、夜は一時までに4回のショータイムで演奏し、その後朝まで練習。生活は苦しかったけど、毎日ライブをして生活をしていたのですから、夢は叶ったのだと思います。

しかし、思い描いていた生活とは違っていました。
僕はもともとすごい音楽音痴だったので厳しい音楽の世界では自信を失うばかりでした。
19歳の時に音楽の道をあきらめ、地元兵庫に帰りました。

そこからは結婚、離婚を経ていろんなことがありましたがやはり音楽の楽しさは忘れられず、コピーバンドをしたり、オリジナルバンドに加入したりしていました。

現在はサポートミュージシャンとしてアーティストさんのバックでキーボードを弾いたりしています。→YeYe(3月18日にニューアルバム発売されます!)

最近ではエレクトロポップユニットで歌ったりもしています(TANAKA OF THE HAMADA という2人組ユニットで歌っています。→HP)


(2月22日に京都アバンギルドというライブハウスでライブがあります。良かったら見に来てくださいね!)


そしてついに稽古が始まりました!

緊張しています。
不器用な人間なので練習あるのみだと思いますが、きっと願えば俳優になれると思っています。
がんばります!
よろしくおねがいします。


田中 成道

イズムpresents春風2020「リヴァー・フェニックスからの伝言」
大阪市立芸術創造館
4月17日(金)~4月19日(日)
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