イズム所属の秋月古都乃です。
今回は、私の大好きな時代劇、殺陣について、そして、私が所属しております「殺陣Unit聖組」の紹介も含めてお話させて頂きたいと思います。
まずは「殺陣」とは一、時代劇でお馴染みのいわゆる「チャンバラ」の事で、「たちまわり」とも言い、一般的には日本刀を用いての格闘になりますが、広い意味では武器は日本刀に限らず、薙刀、槍、小刀なども含まれます。殺陣は、ただ、刀を振り回しているだけではなく、芝居でもあります。気迫はもちろん、その時の思いも表現しながら、斬る側も斬られる側もカッコよく見せなければならないのです。ちなみに、斬られ役の人がカッコ悪いと、その殺陣シーンそのものがカッコ悪い残念なものになってしまいます。殺陣で斬られ役を主にされている役者さんたちの方が、実は技術的には上手い方が多いのです。
しかし、今や時代劇はだいぶ廃れてしまいました。昔、私が幼い頃はテレビをつければ必ず時代劇が放送されていて、チャンバラのシーンはもちろん、お代官様が若い娘を襲う「よいではないか~!」「お代官様、お許しを~!」的な、きわどいシーンもよく流れておりましたね~。昔は今より大らかなところがありました。
東映や松竹では、今では比べものにならないくらい、時代劇の撮影が毎日何本も行われて、京都のあちこちで時代劇の撮影がされていたりと、本当に時代劇が元気な時代がありました。羨ましい時代です。。
さて、さて、「殺陣Unit聖組」について少し紹介を。。。殺陣Unit聖組は京都を拠点に役者を中心に殺陣の稽古をしております。私たちは観て頂いているお客様に「格好いい!凄い!」と感じて、喜んで頂ける殺陣を目指しております。エンターテインメント&リアル、迫力と繊細さ、外連味(けれんみ)を織り交ぜた、且つ、お互いにケガをしないさせない安全な殺陣ショーをご披露いたします。
代表兼講師は東映出身の京俵聖。数々の時代劇の映像や舞台、商業演劇から大衆演劇まで出演されており、長谷川英信流居合をされていた方です。
殺陣Unit聖組、よろしくお願い致します!随時、生徒募集中です!